がんと診断された全ての方のQOL改善を目指します

癌の手術前・手術後の方へ

私は順天堂大学医学部付属病院などで外科、小児外科医として勤務してまいりました。

その経験から皆様には、「術前・術後の過ごし方いかんによって患者様の予後が左右される可能性がある」ということを患者様やご家族の皆様にお伝えしています。

がんの手術前の患者様へ

初期がんには一般に手術を勧めますが、検査でがん(癌)の診断がでてから実際に手術を行うまでには数週間から場合によっては2、3ヶ月も待たされることがあります。

この間、遠方で診察を受けられない患者様には手術までの間の体調を整え不安をやわらげていただくためのアドバイス(普段の生活習慣の見直しなど)をしております。

がんの手術には大きな負担を伴いますが、術前の取り組みにより術後の回復を早める事を目指していきます。

がん手術後の患者様へ

たとえ早期がんでも、手術には全身麻酔や臓器摘出など身体への負担があり免疫機能の乱れは免れませんし、ホルモンや自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスも乱れがちです。

術後に再発予防目的で放射線治療や抗癌剤治療(化学療法)などの補助療法を受ける場合は、さらに身体への負担は大きなものになります。 
また、身体に負担をかけて治療を積極的に受けても再発・転移を100%抑えることは難しいのが実情です。

しかし、普段の食生活をはじめとした生活習慣を改めたり、身体を冷やさないようにしたり、リラックスを心がけたりすることで、補助療法を受けない場合でも手術からの回復が早まり早く社会復帰できるようになりますし、補助療法を受ける場合でも副作用が軽減できたり治療の有効性が高まる可能性があります。

生活の質を保つ、あるいは向上させるすべはいくつもあることを皆様には知っていただきたいと思います。

そして多くの癌患者様に人間としての尊厳を維持しながら少しでも長く有意義な時間を過ごしていただきたいと心より思っております。

再発・転移のある進行癌の患者様、手術ができない患者様へ

私は外科医として勤務していたころは進行がんの術後にはマニュアル通り抗がん剤治療を行いましたし、リンパ節や肝臓、肺、骨、脳などに転移が認められ手術ができない患者様には放射線治療や抗がん剤治療など積極的治療を施す現場を実際に見てまいりました。

抗がん剤治療の副作用には、骨髄抑制(白血球や赤血球、血小板などの減少)や肝機能・腎機能の低下、食欲不振や嘔吐による衰弱、間質性肺炎など命にかかわるものも少なくありません。

一般に強力な抗がん剤を使う方が腫瘍縮小効果も大きいと考えられているため、体が耐えられる限度ぎりぎりの治療を行いますが、慎重に治療をすすめても副作用を完全に抑えることは難しく多くの患者さんは副作用で辛い思いをされています。

また積極的な治療は身体への負担も少なくないため患者様のQOLが低下してしまう可能性も否定できません。

大学病院の現場でがん治療に従事していたとき、普段の食生活をはじめとした生活習慣を改めたり、身体を冷やさないようにしたり、リラックスを心がけたりすることで患者様のQOLが維持できた例を目にしたことでがん患者様の生活の質を維持するには手術や放射線、抗癌剤などの治療を基本としたうえで、必要に応じて生活習慣の見直しなども取り入れた方が良いのではないかと考えるようになりました。

そして、実際に食生活をはじめとした生活習慣の見直しを行ったり、身体を冷やさないようにしたり、リラックスすることを心がけるなど体内環境を整えていただくことにより、治療に伴う様々な副作用が緩和できたり、精神的・肉体的ストレスが軽減され患者様のQOLが想像以上に向上できた経験をしました。

この経験を活かして患者様の生活の質が向上し、食事を美味しく食べられたり元気に過ごすことができるようになっていただければ嬉しく存じます。

余命宣告を受けてしまった患者様へ

「余命●●ヶ月」などと医師から診断を受けてしまう場合があります。

実際には余命などを正確に事前に予測することなどできませんし、医師はなんとか患者様に元気になってもらいたいという気持ちを常に持っています。
にも関わらず余命宣告をするのは、これから治療を行っても治すことは難しいので予め余命(予想)を伝え患者さんに心の準備をしてもらおうという気持ちが少なからずあってのことと思います。

がんの種類(例えば肺がん、膵臓がんなど)や進行度(大きさや転移のある・なし)、がんの性質(進行の早いタイプか遅いタイプかなど)、治療効果の期待度(抗がん剤が効く・効かない)などを勘案した上で、統計的におおよその余命は予想できることがあります。

しかし、世の中には余命宣告を受けたが何年も元気にしている方がたくさんおられます
そのような方は、余命宣告に負けずに、病院での治療だけ留まらず積極的に自分の生きがいを見つけたり、生活改善を心がけている方が多いように思います。

一般的に病院で行われるがん治療は、患者様の身体に大きな負担を強いることになります。

言葉は不適切かもしれませんが、がん治療は、「治療を行うことで得られる効果(メリット)」「治療を行うことで損失を被るリスク(デメリット)」とを天秤にかけ、リスクが少なく治療効果の方が大きいと期待できる場合だけ治療を受けた方が良いと思います。

 

「副作用などにより命を縮めてしまう可能性が高い」、あるいは「効果がほとんど期待できない割りに副作用が大きい」ときには、あえて積極的治療(=身体への負担が大きな抗癌剤などの治療)を受けない方が患者様にとってマイナスが少なく、有意義な時間を過ごすことができるかもしれないのです。
治療を受ける・受けないについてはご自身で判断せず、必ず担当医師とご相談下さい

 

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